手術室の現場とは？

手術室で働く看護師の事をオペ室看護師と言います。通称「オペ看」と呼ばれています。
「オペ看」の詳細⇒⇒kangoshi-saizensen.com
常に緊張感あふれる手術室という場所でテキパキと働く姿が目に浮かびます。一瞬の気の緩みも許されないので、瞬時な判断力やスキルが必要とされる厳しい職場というイメージが強いようです。
主な業務内容は２つあります。まず１つは、器械出し・器械整理です。これは手術室で使用する器械の準備・後片付けなどをします。医師の指示通りに器械を渡さなければならないので、手術の手順や内容を理解しておく必要があります。手術を行う医師の癖などもあるので、観察力もあった方がいいと思います。長時間の手術は患者にとって負担がかかるので、時間短縮の為にも素早い器械出しが出来るといいと思います。
２つめは、外回り。手術の状況を見ながら、異常がないかを確認したり使う薬を麻酔医に渡したり、場合によっては輸血の準備もする仕事です。
オペ看は、手術室にずっといるだけではありません。手術前の患者さんとコミュニケーションをとることもあります。手術前の患者さんは不安や疑問を抱えている事が多いので、相手の話をしっかり聞いたり十分な説明を行う事が必要です。子供からお年寄りまで幅広い方々を相手にするので、その時の状況に応じて対応を変える必要もあるでしょう。
手術というのは、死と隣り合わせです。各医療スタッフと連携を取りながら、手術が無事に終われるようにする事が大切です。